ミャンマー絡み, 日本 in Myanmar,

友人から珍しい本を借りた。『異郷の女』という1956年に出た小説で、作者は村松喬。

戦時中のビルマに派遣された日本人記者とシャン族の娘の恋愛小説だ。戦時中のビルマ関係の本というと戦記物ばかりで、こういう本は珍しい。

読む前はそれほど期待していなかったのだが、読み始めると止まらなくなった。面白くて一日で読んでしまった。男女の恋愛に、日本とビルマという支配者と非支配者のの ...

ある方から、この本を贈っていただいた。
大阪河内に住む60歳代の安富美子さん。旅好きの彼女が96年に初めてミャンマーを訪れ、魅せられてしまった。それから足繁くミャンマーに通うこと8年間で20回、最後はこの本を書き上げるまでに至った。自費出版の本なので一般には出回っていないが、肩肘張らずに楽しく読める本だ。

ほとんど地方に旅をすることもなく、ヤンゴンに逗留していました。そし ...

ミャンマーの人気作家、ミンテインカの『マヌサーリー』を読んだ。ミャンマー人作家の本はひさしぶりである。今まで日本語に翻訳されたミャンマー人作家の本を何冊か読んだが、正直いって面白い本はあまりなかった。マ・サンダーの『欠けている所を埋めて下さい』は非常によかったが、それ以外はいまひとつであった。ということであまり期待をしていなかったのだが、なんのなんの、けっこう面白かった。

植民地 ...

ミャンマー関係の著作もある冒険作家、高野さんのブログがついに始まりました。野口英世を題材に、第一回目から飛ばしてます。高野さんの本に今まで縁のなかった人も、ぜひ見てください。病み付きになること請け合いです。