ミャンマーの人気作家、ミンテインカの『マヌサーリー』を読んだ。ミャンマー人作家の本はひさしぶりである。今まで日本語に翻訳されたミャンマー人作家の本を何冊か読んだが、正直いって面白い本はあまりなかった。マ・サンダーの『欠けている所を埋めて下さい』は非常によかったが、それ以外はいまひとつであった。ということであまり期待をしていなかったのだが、なんのなんの、けっこう面白かった。

植民地 ...

ミャンマー時事

先日の4000名弱の釈放に続き、5000名の釈放のニュースが飛び込んできた。今回のメンバーには、ウィンティン氏も含まれている。ジャーナリストでもあるウィンティンは、先日釈放されたミンコーナインと並んでミャンマーでの政治犯の象徴のようになっていた人物で、NLDの創設メンバーである。彼もミンコーナインと同じく89年に逮捕され、ずっと拘留されていた。ミンコーナインの釈放のニュースを聞いたときには、 ...

ミャンマー時事

23日から、インド・アセアン自動車ラリーが始まった。インドのアッサム州 Guwahati を出発し、インドネシアのBatamまで至るというラリーだ。途中、ミャンマーを通過する。ルートについての説明を見ると、
23rd Nov Guwahati 0700 hrs Kohima 1800 hrs
24th Nov Kohima 0600 hrs Nov Moreh 1647 hr ...

ミャンマー時事

18日に4000名余り釈放されたというニュースがあったが、その中にミンコーナイン氏が含まれていた。ミンコーナインは学生運動指導者で、89年に逮捕された。刑期は終わっていたのだが、ヤカイン州の刑務所に入ったままだった。今回の報道を聞いて少々驚いた。何しろ彼は民主化運動家の中ではスーチー氏の次に知名度のある人物だ。なぜ今彼を釈放したのだろうか。
ロイターの記事が詳しく書いている。アナリス ...

ミャンマー時事

昨日、「ミャンマー軍政、軍情報局拘束の約4000人を釈放」という発表があった。軍情報局に拘束されていた人たちという発表なので、政治犯関係の人たちが多く含まれると思われる。この釈放が単なる人気取りなのかどうかは現時点では分からない。他に気になるニュースというと、Myanmar makes possible gesture to Suu Kyi という発信元がロイターの記事だ。タイトルにはアウン ...