ミャンマーの柳生一族

ミャンマー時事

ここしばらく、といってもちょっとですが、政治関係の真面目な記事を書いてきましたが、いや~疲れます。このまま行くと、ドツボにはまりそうです。

ということで、今日はちょっと趣向を変えて、雑誌に出ている記事の紹介です。『小説すばる』にあの高野秀行さんが旅のエッセイと称して、『ミャンマーの柳生一族』という連載をやっています。あの高野さんですから、単なる「旅のエッセイ」なわけないです。柳生一族とは、今話題の軍情報局のことです。ということは、今回の政変の主役キンニュンが柳生宗矩。今回の連載の元になった旅は、高野さんが今年の5月ごろに作家の船戸与一氏とミャンマーへ行ったときの話をまとめたものですが、めちゃくちゃおもしろい。シリアスな話を独特のユーモアに包んで面白く書けるのは、この人の生まれ持ったセンスでしょう。ぜひ手にとって読んでください。生身のMIの姿があなたの隣に現れます。