ミャンマーソサエティでの講演会、「もうひとつのミャンマー」

ミャンマー in Japan, 民族

再来週の日曜日土曜日に「もうひとつのミャンマー」ということで、ミャンマーの話をすることになった。案内はこちらです。

http://mjsociety.web.fc2.com/inf_last.html

 第9回日本・ミャンマーソサエティ会合のお知らせ
日時:2012年4月21日(土)14:30~17:00
場所:明治学院大学白金キャンパス2号館1階2201教室

 ミャンマーといえば、敬虔な仏教国で熱帯の地にパゴダが広がっているというイメージがあります。それは事実ですが、ミャンマーの全てではありません。

 インド国境に近いチン州の山には、巨石文化や女性の刺青の風習を残している人たちが住んでいます。その北部には、東南アジアの文化とはかけ離れているように見えるナガ族の人たちが住む地域が広がっています。これらの地域ではインパール作戦で多くの日本兵が犠牲になったところ<でもあり、現地の人々の記憶に残っています。また、ミャンマー最北部にはヒマラヤ山脈につながる雪山が広がり、狩猟を生業にする人たちも住んでいます。これらの「もうひとつのミャンマー」を写真を中心にして紹介していきます。そして、ビルマ族とその他の民族との関係、少数民族同士の関係など、現地で肌で感じたことも紹介したいと思います。

ということで、写真を交えながらあまり知られていない少数民族の話をするので、興味のある方は上記ページより申し込みお願いします。

ところで、最近のミャンマー関係のニュース、あれよあれよという間に増えて私など卒倒しそうになる。以前だと週に一度出ればいいほうで、それもアウンサンスーチーが…、軍事政権が…、難民が…と暗い話題だけだった。ところが最近は、アウンサンスーチーの話題が多いのは相変わらずだが、選挙が、投資が、スズキが、ローソンが、と連日の報道。どこの国の話だと、クラクラしてしまう。

「もうひとつのミャンマー」は最近のこうしたニュースとは直接は関係のない話になるが、普段見ないミャンマーの民族や自然を紹介するので、みなさんにちょっとでもクラクラなってほしい。

私は自慢じゃないがこういうところで話をするのが苦手だ。得意な人はあまりいないだろうが、そういう一般人から見ると、スティーブ・ジョブズはプレゼンの名人だった。その名人が、本番前に何日も練習を繰り返していたという。私も今回はちょっと練習してみよう。