まだ続く余波
まだキンニュン失脚の余波が続いている。内相と首相府相兼労相が異動や、元情報局員ら数百人拘束などの報道がちょっと前にあった。やはり、現在のMI(軍情報局)を解体に近いところまで持っていこうとしているようである。それは軍がMIを恐れているからか、MI内部に不穏な動きがあるからかは分からない。最近のMIは実際にはそれほどの力や能力はなかったという話もある。事実、今回の政変を見てもそれはうかがえる。ただ、それが虚構であろうがなかろうが、一般国民がMIを恐れていたのは事実だ。いや、単に恐れていたというのは正確ではない。特にビジネスマンなどはMIのコネを使おうと積極的に近づく人も多かった。ある面では、現在の中国やベトナムでの共産党的な存在に近かったかもしれない。
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早朝の散歩、カンドーヂ湖1周する人が増えてきている。おっさん連中の格好も様になってきてる。おっさん達はほとんど小型ラジオを聴きながら歩いている。BBC放送(ビルマ語)をきいているのだ。先日木村がNHKのラジオに声の出演したお礼が日本の実家に届いていた。SONYの小型ラジオ、SONYと聴いただけでミャンマーの人は喜ぶのでお土産として持ってきたら、うちの住み込みのスタッフ・マウンミョーが毎日BBCを聞きだした。それでまたいろいろな情報が入るのだけど、キンチャンの奥方のお母さんがショックでなくなったとか、その他以前から思っていたのは、ヤカイン州の水害やチャイテーヨーの今年1月の大火事のニュースもすぐにBBCで放送される。うわさでは、情報提供者には500ドル支給されるそうだ。多分グンのエライサンたちも毎日聞いていると思うし、この中から情報が提供されているかもしれないナ~なんて思う今日この頃。
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ミャンマーはBBCやVOAの聴取率の最も高い国のひとつかもしれないですね。