さえない年末年始

ヤンゴン, ヤンゴン生活

年末からまた腹の調子が悪くなった。前回のカニが原因の腹痛から2ヶ月、快調だった胃腸が30日あたりからおかしくなってきた。腹痛はあまりないのだが、水便がずっと続く。以前パキスタンの山の中でかかった下痢と同じだ。違うのが、パキスタンの山ではゆで卵の匂いのゲップが出ていたのが、今回は普通のゲップだ。食欲もなく、3日間ばかりほとんど食べなかった。さすがに1月2日に医者にかかることにした。

私と同じウーウィザラハウジングに住むLさん、ヤンゴンに来てからお世話になりっぱなしのミャンマー人だ。日本語がペラペラのLさんに連れられて、彼の古くからの友人の医者のところに行った。外は古いアパートの1階がクリニックだが上の住居に通された。血圧を測ったくらいで、あとは問診。私のビルマ語や英語力では詳しい説明はできないので、日本語が達者なLさんがいてくれるのは助かった。診察は15分ほどで終わり、薬を処方された。

翌日、水だったのが柔らかめのものに。おお、薬が効いているぞ。そして昨日、朝起きたら腹が減っていた。数日ぶりだ。元気も出てきた。ここで調子に乗ったのが悪かった。

この日の夜は、日本から旅行に来て我が家に何日か泊まっていたFさん家族との最後の食事会となった。酒好きのFさん夫妻、飲まないわけにはいかない。私もひさしぶりのビールだった。うん?何かおかしいぞ?ビールがまずい。ちょっと酸っぱい感じだ。どうも、体が黄信号を出していたみたいだ。ここで素直に体に従っていればよかったのだが、ビールを飲み干した。いつもよりも量は少なかったが、何杯か飲んだ。そして今日。

シャーーーー、またやってきた。

当たり付き、ミャンマービールの王冠。「チェーズーティンバーデ」と書かれた左側ははずれ、右側の「Myanmar タッパリン」は当たりで、もう1本。