いざティラワへ1(ティラワで強制移住?)
何日か前に日本でも報道されたティラワの強制移住の問題。記事を読んでも詳しいことが書いてなくてよくわからない。私はまだティラワに行ったことがなかったし、強制移住対象の村がどんなところかも興味があった。
ニュースソースはどうもメコンウォッチのこのプレスリリースのようだ。ここにあるPDFの要請書にある程度詳しいことが載っている。ただ、これを読んでも今ひとつわからない。
日本人の友人たちと乗った車は、見晴らしのいい一本道を進んだ。というと爽快なドライブのようだが、実際は牛車なみのスピードでのろのろと走った。昔は舗装道路だったというのがかすかに分かるデコボコの道だったからだ。風景はヤンゴンの近くというよりも、バガン周辺の乾燥地帯のようだった。
しばらく一本道を進むと、路肩に竹と椰子で出来た小屋が見えてきた。周りにも同じような家がいくつか並んでいた。その小屋は雑貨屋兼ラペッイエサイン(ティーショップ)だった。
甘いラペッイエを飲みたかったが、インスタントしかなかったのでコーヒーミックスを頼んだ。客は村のおやじ2人だ。すぐに移転の話を聞くことにした。どこの馬の骨かわからない外国人が突然やってきて、それも移転問題の話題なんか出すと警戒されるだろうと思っていたが違った。客のおやじも店のおばちゃんもけっこう積極的に話してくれた。そのうち、何人か村人が集まってきた。
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