ヤンゴン家計簿3月8日 | 「らっきょう」と「なれ鮨」
今日はスーパーに買い物に行ったが全部で5500Ksですんだ。家計簿を意識すると無駄使いはしなくなるようだ。でも、ブログを意識すると珍しいものを買いたくなる。
3月8日の家計簿(為替レート 1円=9.449チャット)
- 隣りの雑貨屋(Chan Mee)で買い物
- 食パン(4切れ) 350Ks
- アンパン 200Ks
- シティーマートで買い物
- CP玉子10個パック 1300Ks
- 牛乳1L 1220Ks
- ライム5個 500Ks
- トントン豆腐 300g 620Ks
- シャンらっきょう 400g 850Ks
- バゴーなれ鮨 160g 600Ks
合計 5,640Ks(597円)
シティーマートはヤンゴンで最も有名な食料雑貨スーパー。ヤンゴン市内だけで10店舗以上あるのではないか。日本食などの外国製の食料品もここが一番多い。で、今日は朝早く外出したついでに一番近い Janction Maw Tin のシティーマートまで歩いて行った。
買い物した中で日本人にとって珍しいのは「シャンらっきょう」と「バゴーなれ鮨」だ。両方とも発酵食品だ。私が勝手に名づけているだけで、ビルマ語ではチェットンチンとンガーチンという名前だ。
このシャンらっきょうはシャン州のらっきょうで、ヤンゴンでもシャンカウスエ(シャンヌードル)の店に行くとよく付け合せに出てくる。味は日本のらっきょうに似ているが、日本のものよりも数段うまい。甘酸っぱさプラス、いろいろな旨味が凝縮されている。これだけでご飯が本当に何杯でも食べられる。
もう一つの発酵食品。シティーマートでは「シャンなれ鮨」を買ったつもりだったが、どうもバゴーで作ったなれ鮨のようだ。なれ鮨と書いているように、シャンのンガチンは日本のなれ鮨に近いというか、元々はシャンや雲南地方がなれ鮨の始まりらしい。最近、ヤンゴンで日本の鮨が流行っているというのも、鮨が本家に戻ってきただけかもしれない。
以前食べたシャンのなれ鮨だと魚の形がそのまま残り、味も日本のなれ鮨に似ていた。今回買ったなれ鮨は魚の身はほぐしてしまってどこにあるのかよく分からない。味も薄くて今ひとつなので、ミャンマー人に聞いてみた。なれ鮨を細かくし、玉ねぎのスライスと油とナンナンビン(パクチー)を混ぜあわせて(アトウッにして)食べるという。辛いのが好きなら青唐辛子も入れる。作ってみよう。
ディスカッション
コメント一覧
是非珍しいものを買って教えて下さい。ラッキョウほんと美味しそう。
はい、珍しい食材を心がけましょう。一緒に料理法も聞かなきゃ。
バゴーなれずし、非常に興味深く読ませていただきました。
過日、ヤンゴンからマンダレーを経て、ニャウシュエとカローの市場で、ンガチン、バゾンチン、ワタチン、アメイチンの熟れずしを見たのですが、その製法と食べ方が分かればぜひ教えてください。また、英語でミヤンマーの発酵食品を扱った書籍あれば合わせてお願いします。身勝手な質問ですがわかる範囲でお願いします。