援助

サイクロン被害

今日、ヤンゴンに住むミャンマー人の友人とチャットをした。去年のサイクロン以後、ボランティアで現地に何度も行っている人だ。その彼がひさしぶりに現地の学校に机などの備品を届けに現地へ行ってきた。現地はかなり復興し、家なども以前の様子に近づいてきたという。それでもというか、もうというか、その村では米作は去年の60%ほどらしい。その彼が、「働かない人が多い」と突然チャットでタイプしてきた。えっ、、、予想していなかった言葉で、私の手も止まった。彼の話ではこうだ。去年の12月終わり(ついこの間だ)までNPOやNGOの援助があったため、働かなくても十分食料はあったという。それで、こういう状況に慣れた人たちがすっかり働かなくなったという。

なるほど・・・私が同じ立場だったら同じように働かなくなるかもしれない。いや、絶対そうなるだろう。つぶれてしまった共産国の人たちも、援助慣れでスポイルされてしまった人たちも、日本で楽な生活に慣れた人たちもみんな同じ弱い人間なんだろう。

援助が終わった後、本当の復興の始まる。