ミャンマーの動物と自然の写真集、Mother of life, the river AYEYARWADY
ミャンマーの動物、自然を撮り続けている大西信吾さんの写真集『Mother of life, the river AYEYARWADY』が出た。ミャンマーの動物・自然に関する本で、これほど写真が豊富で解説も詳しい本は世界でも始めてだ。文章はミャンマー人と世界の多くの人たちにミャンマーの自然を知ってほしいということで、英語とビルマ語(ミャンマー語)で書かれている。
大西さんは20年以上ミャンマーの動物・自然を撮り続けている。大西さんの話すミャンマーの動物や自然の話は抜群に面白い。特にゾウとワニについてはいつ聞いてもワクワクする。本当に動物が大好きな人だ。その大西さんの今までの活動の集大成ともいえるのがこの本だ。多くの写真と共に、英語とビルマ語で詳しい解説を載せている。学術的資料書としても貴重だ。
目次
Prefa | 4 | |
Chapter 1. | Origin of Great Flow | 6 |
Chapter 2. | Fascinating Sister, CHINDWIN | 16 |
Chapter 3. | Stage of Diverse Culture, AYEYARWADY mainstream | 36 |
Chapter 4. | Unique Branches | 84 |
Chapter 5. | In Obscure Deep Valley | 114 |
Chapter 6. | Horizontal Green Delta | 152 |
Chapter 7. | AYEYARWADY Symbolic Three Animals | 168 |
Chapter 8. | Side of Modern Daysce | 246 |
Chapter 9. | One Step toward Hopeful Future | 258 |
Chapter 10. | Returning Place of Eternal Circulation | 298 |
Afterword | 308 | |
Place of photographing on the book | 314 |
この本、ヤンゴンではインワ・ブックストア、モニュメント・ブックス、ミャンマーブックセンターなどで扱っている。3/23日現在、インワ・ブックストアでは売り切れだったが、ミャンマー・ブックセンターでは在庫があった。値段は30,000Ks。
日本ではまだ販売してないが、興味のある方は著者の大西さんに直接問い合わせるように。大西さんのブログはこちら。
http://onishingo.blogspot.com/
なお、3月26日に上野動物園で開かれる「第7回シンポジウム ゾウオロジー」で大西さんの発表がある。また、3月29日に高円寺の「Cafe & 雑貨ぽれやぁれ」で、大西さんの講演会がある。大西さんの話は非常に面白いので、東京近辺の方はぜひ行ってみてほしい。詳しいことは大西さんのブログをごらんください。
関連記事
Seven Nights in Myanmar
以前ミャンマーに数ヶ月滞在していたときには、感覚がすっかりミャンマー標準になって ...
中国の反日デモと60年代のヤンゴン
1ヶ月ぶりの更新になってしまったが、ご容赦を。 最近の中国での反日デモを見ていて ...
ヤンゴン家計簿3月17日 | ビルマ語(ミャンマー語)辞書の電子書籍化
月曜日は授業もないし、食事はあり合わせで作り、買い物にも行かなかったの今日は支出 ...
謹賀新年 & ワイン
あけましておめでとうございます。 昨年はブログの更新が超スローモーになったのにも ...
“The Lady” そっくり度
The Lady 出演者がどれだけ本物に似ているかチェックしてみた。 アウンサン ...
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません