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アルバム JOLO & NAGA 

2006年3月、ナガへ行ってきました。そのときに録音したジョローの歌や村での伝統的な歌や様々な音をまとめてMP3音源のアルバムにしました。アルバム1枚分(全21曲)を1,000円で販売しています。お求めの方はメールをお願いします。

録音内容については、各曲の頭の部分を聞けるようにしましたので、試聴できます。下記曲目説明の部分をクリックしてください。

なお、このアルバム音源での収益金の一部は著作者権としてジョローと、録音した村に送ります。

 

ジョロー&ナガのアルバム


アルバムジャケット表

彼がジョロー
 

アルバム裏

 

 

JOLOサラメティの恋人   作詞/作曲/歌/演奏:ジョロー(JOLO)
*下記曲名をクリックすると曲の試聴ができます。

01

男たちが山で木を切る                  ・・・道中にて録音

00:20

02

サラメティの恋人(サラメティ チットゥ)

03:47

03

歩いてついてきてください

03:08

04

子供のときに帰れるかしら

02:37

05

小さなころの結婚式

02:58

06

美人と出会えば心は踊る

02:26

07

川を渡ろう

02:06

08

2羽の鳥が枝の上に

02:13

09

サラメティの恋人(リフレイン、アカペラ)

03:35


NAGA
遙かなるナガの歌   ナガの村にて

10

ナガの山に住む鳥が優雅な声で歌う             ・・・道中にて

00:19

11

彼女には両親がいないので、僕の親は結婚に反対する
                         ・・・トンクーナガの伝統的口承歌

02:52

12

花嫁と花嫁の両親             ・・・トンクーナガの伝統的口承歌

03:02

13

大きな結婚式を開いた花婿の両親への称賛
                         ・・・トンクーナガの伝統的口承歌

03:47

14

ナガの伝統的な口琴                          ・・・村にて

00:22

15

花婿と花嫁が水のごとく涼やかで、花のごとく香しい生涯を過ごせますように                      ・・・比較的新しいトンクーナガの歌

02:48

16

花婿花嫁を招きます          ・・・比較的新しいトンクーナガの歌

02:48

17

季節外れの雨となり、雷鳴が山にこだまする          ・・・村にて

00:28

18

Hosanna Hosannna Jesrey            ・・・村の教会での賛美歌

02:35

19

いざ起て戦人よ Song of the Soldier      ・・・村の教会での賛美歌

04:28

20

To The Work To The Work            ・・・村の教会での賛美歌

02:40

21

小鳥が歌う山の中、牛飼いが急坂を上って行った     ・・・道中にて

00:19


サラメティの恋人(Sarameti Chiddu)   作詞・作曲:ジョロー (JOLO)
訳詞:土橋泰子
なつかしのわが村は山国に
万丈越すサラメティ山の峯々
小鳥のさえずり 耳をあらう
背負いカゴに鋤、鍬入れて
畑へ向かう これがナガの習い

【台詞】
あの遠い幼き日々、
サラメティ山の土を耕しながら、
畑で遊んだ日々、あの子供の頃を
忘れてしまったろうか

サラメティ山のいとしき人よ
腰布巻いておれは行く
ナガの流儀さ
サラメティの山里の娘(こ)よ
わがいとしき人よ
カウンイェー酒1杯飲んでおくれ
疲れを癒そう、これがサラメティの
愛の証し
 

【コーラス】
山の民に生まれたは わが誇り
見あきぬ美しさ、サラメティ山の景色よ
ヤンゴン人(びと)にも来させたい
イェーイェーイェーイェー


ナガとジョロー

3000m級の山々が連なるインド国境地帯。戦時中はインパール作戦の舞台にもなった山々にナガの人たちが住む。最古のアジアを今に伝えるといわれている。

2006年、私はナガの村々を訪れ、トンクー・ナガの友人、ジョローと再会した。彼はナガではちょっとした有名人である。祭りでは自らのバンドを率いステージで歌ったり、インド側のナガでテープを自主制作したりしている。そんな彼も普段は田舎の村で農業にはげんでいる。

今回、私はジョローの村で彼の弾き語りを録音した。彼の歌声はナガの山の中で心にしみた。このアルバムで彼の歌の素晴らしさを少しでも紹介できたら幸いである。また、ナガの自然の音、伝統的口承歌、教会での賛美歌も同時収録した。特に、トンクー・ナガ語でホールンと呼ばれる口承歌は幾世代に渡って歌い継がれたもので、今も生活に生きている。

2006年 録音/編集/制作:後藤修身

 
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