バガンの対岸、パコックーから北上するとイエザジョーという町があります。その手前の小さな村、パカンジー。仏教遺跡が多く残るこの村に日本のNGO、オイスカが運営する農業実習センターがあります。ミャンマー中央部は乾燥地帯ですが、中でもパカンジーは最も乾燥している地域のひとつです。その乾燥地域の農業技術向上のためにオイスカの日本人スタッフ3名が常駐しています。
乾燥地帯の農業研究、灌漑、苗木の育成、そして人材育成をしています。人材育成では、各地の乾燥地帯から毎年男女20名づつの若者たちがここで農業実習を受けています。年頃の男女が集まってくるのですから、みんな和気あいあいで楽しく実習にはげんでいました。
それにしてもここは暑いです。4月に行ったときには40度以上、朝方になってやっと体温より気温が低くなるという毎日でした。それに雨季でもまれにしか雨が降らないという超乾燥地帯。ここで働いているスタッフのみなさんには頭が下がります。。 |