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アバ&ゾージーチェーオー
   A,BA & ZAW GYI Kyay-Ohe
   
    ■残念ながら2012年1月に閉店しました。
場所
高田馬場(JR山手線、地下鉄東西線高田馬場駅より7 分)

地図
住所
新宿区高田馬場3−7−5、斉藤グリーンハイツ 102
電話
03-5330-9029
営業時間
平日 17:00〜23:00
土日祝 13:00〜23:00
席数
4 テーブル( 16 席)
休み
火曜日
創業
2002年
客層
ビルマ人が多い
特徴
ビルマ語メニューしかないディープ度東京ナンバーワンの店。壁に貼ってあるオススメメニューももちろんビルマ語。しかしフレンドリーな店員さんが、きめ細かにメニューを説明してくれる。日本人だって歓迎だそうだ。

今日のアトウ

■ カズンユエトウッ(空心菜のサラダ) 600 円
いろいろビルマ料理店を回ってきたけど、ありそうで意外になかったのがこれ。さっとゆがいた空心菜を、豆の粉、干し海老の粉、揚げたまねぎ、にんじん、ピーナツ、唐辛子、ナンプラーなどで和えて味付けしたもの。緑の野菜がたっぷり食べられ、味付けも魅惑のミャンマー風で美味しかった。つまみによし、ごはんのあてによし。

■ ニャーカウスエアトウッ(太めんの和えサラダ) 600 円
めんの専門店ということで、めんのアトゥはメニューにわざわざ 1 項目とってあり、めん類のアトゥだけで 7 品目も掲載されている。(ビルマ語メニューのため、全部お店の方の説明です)その中のオススメを注文。メインの素材は太めんと味付けした鶏肉。これを揚げたまねぎ、ピーナツ、ナンプラー、香菜などで和えてゆで卵スライスを添えてある。薄味だが、唐辛子がきいていて、意外に辛い!




ゾージーチェーオーの自慢料理

■ チェーオー  600 円
ずらりと並んだメニューの一番最初は、チェーオー。店名に「チェーオー」という言葉が入っているのも当然、 3 年前に、東京にないチェーオー専門店として開店。家族的なミャンマーのラペイエザイン(喫茶店)のような店にしたくて、当時は低い椅子とテーブルでスタートした。今は来る人の希望でメニューも増え、普通のビルマ料理店のようだが、もちろんチェーオーが一番のおすすめ。チェーオーといえば、ミャンマー旅行中にさっぱりしたものが食べたくなったら食べに行く、あっさり汁麺の代表。具の量やめんの種類などで何品か種類があるが、いちばんシンプルなチェーオーを注文した。豚足、鶏がらなどでスープをとった自家製。豚のレバー、タン、ガツ、耳など臓物をゆでたもの少々と肉団子、ほうれん草という現地のチェーオーと同じ具材。もちろん、仕上げに卵がひとつ。もちっとジューシーなこつぶ肉団子は、日本にないスパイスの香り。細麺ときしめん風の平べったい太麺が混じって入っているところも不思議ながらミャンマー風。あっさりしたやさしい味付けでした。

■ ウェッタートゥンテッター ( 中華風焼き豚 ) 600 円
皮付きの豚(タイ産)をゆでて焼いてオイスターソースや中華調味料で味付けした、ま、酒のつまみですね。かかっている黒いものはなに? と聞くと「納豆」とのことでした(?)。タレはピリカラですが、本体は甘みがあって、当日参加の3歳児も喜んで食べていました。

■ ガチャウポウッ(干した川魚) 700 円
干し魚を焼いてさいて、たまねぎ、油と合えたもの。レモンをかけて食べました。お店のバイトのお姉さん(ティンティンさん)のオススメを注文していたら、なんだか酒のつまみばかり。もしかして酒好き? 別の店員さんにオススメしてもらっていたら、違った夕食になっていた気が‥‥‥。確かに、ミャンマーから輸入しなければ食べられない珍しい川魚なので、オススメしたくなっちゃうんでしょうねえ。



■本日のスペシャル
取材日のスペシャルはモヒンガーとのことで、麺ばかりになってしまうので頼みませんでしたが、土日にはこのような特別メニューを用意されているそうです。


店のことなど

看板もなくビルマ語、英語のペーパーが貼られているだけ。ぱっと見にはとてもお店と思えない外観だが、メニューはなかなか充実しているし、お店の方やお客様もフレンドリーで、ビルマ好きにはこたえられない店では? お店の方に聞きながらビルマ語メニューと格闘して料理を選ぶのもまた一興。ゾージーさん、タントゥッさんの 2 人のオーナーは、 2 人とも難民認定を手にした数少ないビルマ人。ミャンマーのラペイエザイン ( 喫茶店 ) のイメージで、家族的な店、とおっしゃるとおり、なんだか気の張らないお店です。

チョーチョーソーさんとソーソーミャインさん


店内の様子


メニューはビルマ語だけ


雑感

● ビルマ語メニューしかないという点、なかなかマニアックでおもしろかったです。ミャンマー旅行中のような感じ ( 現地でも英語メニューのある店、多いのにね ) 。チェーーオーとカズンユエアトゥッは私は、気に入りました。お姉さんにすすめられてつい頼んでしまったつまみメニュー 2 品はどうも評価のしようがないのだけれど (^o^) 。今度は他の料理も食べてみたい、と思わせられる店でした。
(マ・ザベー)

●ここにレストランがあるとはわからないお店。それだけに知っている人しか知らない(当たり前!)と思われるお店ながら、3年も続いていることから、在日のミャンマー人も満足する味だろうと期待し、注文しようと思ったが、メニューはミャンマー語。周りを見ると壁に貼ってあるのも、英語やミャンマー語で書かれたペーパー類。注文は、ウ・モス&マ・ザベーのお二人にお任せし、料理を待つことに。お店の看板料理であるチェーオーや他の料理を食べながら、ミャンマーを思い出してしまいました。ミャンマーでも、チェーオーを食べていましたが、私の場合は、スープなしのタイプがお気に入りでした。これらミャンマーを思い出させる普通のミャンマー料理が、支持される理由だと感じました。ミャンマーへ、また行きたいという衝動にかられながら、次回のミャンマーレストランにも期待するウー・アウンでした。
(ウー・アウン)

●懐かしい雰囲気です。ミャンマーの食堂を思わせるし、日本でも昔たくさんあった定食屋という雰囲気です。2年前に来たときにはチェオー専門の店でしたが、今はチェオー以外にもいろんなメニューがあります。ミャンマーの雰囲気に浸りたい人や、昔のゆったりした日本を懐かしみたい人ぴったりでしょう。看板も何もない店ですが、引き戸を開けるとミャンマーが待っています。
(ウ・モス)

取材日時 2005年2月6日(日)曇り 19:00〜
飲食代 3人+ちびっこ1人で、4,800円
参加者 マ・ザベー(文)
ウー・アウン
ウ・モス(撮影)


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