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カチン料理にはアトウは没有とのこと。ということで、すぐに自慢料理に突入。
■ アメーウミーチン (牛の胃袋と筍の炒め物)900円 ■ 酸辣生蝦(活海老サラダ)1200円 ■ 酸辣酥豆腐(豆腐揚サラダ) 700円 ■ 緬式蝦醤空心菜(海老みそ空心菜炒め)800円 ■ (雲南風 魚あんかけ)1300円 ■ カチン風 根菜類スープ 800円
■ 米線 (米麺スープ) 800円 おまけ! ■ 中国精進料理 おまけ ■ 五目ココナツミルクデザート おまけ ■ ドリンク
ご主人の王 宏忠(ワン ホン ツォン)さんと、奥さんの三浦ユキさん〜帰化前の中国名、段 興嬌(ドァン シン ジャオ)さん〜が経営する店。王さんは上海でシェラトンホテルに勤務していた為、日本でツーリズムの勉強をしようと1992年に来日。中国にいる時は家庭料理を作っていた程度で、来日後、様々な料理店に勤めて料理の腕を上げ、雲南料理は5年ほど前に奥さんと出会ってからマスターしたそう。ユキさんはビルマ・カチン州ミッチーナ出身(ご両親が中国雲南省出身の華僑)で、日本語を勉強する為1985年に来日。8人兄弟の一番上なので小さい頃から料理に親しんでいた実力派。昆明飯店はお2人が持った初めての店で、当初普通の中華料理店を計画していたが、ユキさんにビルマ人やタイ人の友人が多い為、多民族料理店にしたそう。そんなお2人とユキさんの弟が作る料理はバラエティ豊かで、どれも美味しい。王さんは、「ウチの料理の良さは、1度来店しただけでは分かりません。沢山の料理があるので、何度も足を運んで自分に一番合う味を見つけて欲しいです。」と話していました。これから更にメニューを増やす予定だそう。前もって電話で予約すると珍しいものを確実に食べられるので良いと思います。きっといろいろ相談に乗ってくれることでしょう。
●初めてのカチン料理ということで期待度はかなり高かったのですが、その期待に見事に応えてくれた昆明飯店。色々な料理(しかも全て高レベル!!)が一度に楽しめるので、オススメです。調味料などは秘密だそうですので、今回は推測ばかりになってしまいました。きっとそれだけ味にこだわりがあるんでしょうね。中華風の綺麗な盛り付けも楽しめました。 ●駒込駅からすぐではないけれど、さほど気になる距離でもない。ドアを開けた店内インテリアはまぎれもない中華料理店。けれど壁にはミャンマーのタペストリー。メニューもミャンマー料理は最後のページ。ミャンマー料理にはあんまり力を入れていないのかなと心配になったが、食べてみるとどれもうまーい!!そしてからーい!!。決してミャンマー料理も手抜きはありません。ある人ボソット曰く、「この店手抜きのない辛さだ。」久しぶりに汗をかく料理に出会いました。雲南料理はというと、先日知人に連れて行ってもらった(普段とても行けない)某有名○○ホテルの××飯店よりも美味しいと思いました。そしてなにより驚いたのは料金。何品かサービスもあったけれど、けっこういいもの食べて2000円余は安すぎです。ミャンマーにどっぷり浸かりたい人には物足りないかもしれませんが、美味しいものをたっぷり食べたい人にはもってこいです。開店から4ヶ月この店きっと多くの人に愛されるでしょう。 ●店の明るい雰囲気、料理の多様さと味、ご主人と奥さんの人柄、その他全て大変入りました。中国の雲南地方の料理をメインにシャン料理、カチン料理も食べられ、しかも食べたものは皆、辛味が程よくきいた美味しい味で、とても嬉しくなりました。店内に流れているBGMはサイン・サイマオ、カラオケの画面にはサイン・ティーサインと私の大好きな歌手(二人ともシャン人)が。思わずマイクをお借りして、サイン・ティーサインの歌を一曲歌ってしまいました。ぜひまた来て、料理とカラオケを楽しみたいと思います。 ●今まで訪れた11店舗は全てミャンマー料理が中心の店、今回初めてミャンマー料理「も」やっている店に来ました。ミャンマー料理といってもカチン料理、カチン料理が食べられるのは、たぶん日本ではここだけでしょう。それにしても、メニューが非常に豊富です。そのあたりのことはマ・スースーティンが書いていますが、どれを食べようか目移りしてしまいます。それでも今回はカチンと雲南料理を中心にお腹いっぱいになりました。実は、私が行ったことのある国で一番好きな料理は、中国の雲南地方(特にシーサンパンナ)の料理なんです。そのシーサンパンナで毎朝食べていたのがミーシェン。それをひさしぶりに食べることができて大満足。今度来たら、ご主人の出身地である上海料理も試してみなければ。といった具合に、今回は異色のレストラン(普通の人から見れば、今までが異色?)となりました。また、中国料理の店としてみても、食通をうならせる味だと思います。
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