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■ しょうがサラダ 480円
■ イカサラダ 680円 ■ サムサ 480円 ■ ユザナチャーハン 580円 ■ ミャンマーヌードル 380円 *ありゃりゃ、、、間違って写真を消してしまった!!
■ キャッサバ 400円
店の前に立つと先ず目を引くのが、二重の傘2本。これは後で聞いたところによると、ミャンマーの傘が大きすぎて飛行機に載らなかったために、仕方なくベトナムのものを飾っているのだとか。それはともかく、とってもステキ!と思いつつドアを開けると、店内もまたおしゃれな雰囲気なのです。椅子カバーは黄色地のアジア木綿で揃えられ、壁にはミャンマーの木彫刻やタペストリー、バガンの漆絵やシャンバック等々が、彩りも様々に配されているのに、それがうるさくは感じられない。おまけにパゴダや蓮の花の絵まで描いてある。いわば壁画です。でも何にも増して好感を持ったのが、店内の隅々まで清潔感に溢れていること。そのせいもあるのか、そのとき私たち以外のお客は若い女性がほとんどでした。伊勢原という、決して都会でもなく、加えて繁華街でもない場所にあるこの店をどうやって知ったのか、尋ねてみたい衝動にかられましたが、近くには東海大もあるので、学生の口コミによるもの大、なのかもしれません。 さて、店主のティン・テッさんはバゴー郊外の出身で37歳。ヤンゴン外語大でも学んだとかで、やはり3年間同大学に留学した浅野先生とは共通の恩師、知人も多く、話に花が咲いたようです。4年前に日本に来て、1年ほど前に奥様である久美さんと共にこの店をオープン。以前、久美さんのピアノ教室が開いたパーティーでティン・テッさんが料理を作ったことがなれそめとか。客商売にしては素人っぽい応対が魅力の奥様と、洗練された料理の腕で厨房を預かるご主人との、夫唱婦随の連係プレーが末永く続きますようにと、なぜか柄にもなく(?)祈りたい気分になりました。
●今回は桜美林のビルマ語講座の浅野先生が呼びかけられ、そのクラス仲間6人と岡さん(ビルマの戦没者のために仏像を彫っておられる)の総勢8人が小田急線伊勢原駅に集合、全員が初めてというこの店に向かいました。思いの外おしゃれな店の雰囲気に私もウキウキ気分で席についた、その直後、上條さんから「ウ・モスが今回の取材をよろしくとのことです」と言い渡されたのです。「えー?今回はただ食べて楽しむつもりだったのに〜〜」なんて泣いたところで後の祭(?)。で、久しぶりの取材に初めは緊張していたのですが、料理の美味しさについ気が緩んだこともあってか、質問するのを忘れたことが数件……これが本当の、後の祭(泣)。まぁそれはともかく、ティン・テッさんと奥様の、お客さんに対するせいいっぱいの歓迎ぶりが新鮮に映りましたし、また行ってみたいなと思わせる店でもありました。お二方にはお忙しい中、質問にも快く応じていただき有難うございました。 ●在日ミャンマー人が多く住む都内でも、なかなか経営が難しいミャンマー料理店が伊勢原にあるということで行ってきました。こんな田舎で(伊勢原の人すみません)マイナーなミャンマー料理店をはたしてやっていけるのだろうか? きっとはやりのエスニック料理と銘打っていろんな国の料理を出しているのだろうと想像しながら入ってメニューを見てみるとなんとミャンマー料理一色。ここはまぎれもない本格的ミャンマー家庭料理専門店でした。といって、客層は圧倒的に日本人が多いようで入りやすく、メニューも日本人に解りやすい料理名が付けてありました。そんな工夫もあってか私たちの食事中ずっと店内はいっぱいでとても繁盛していました。料理はもちろんモヒンガーや煮込みカレーといったオーソドックスなミャンマー料理から、この店でしか食べられないオリジナル料理までけっこう豊富で、とくにラペッを混ぜた「ユザナチャーハン」は参加者全員これはいける!とうなっていました。都内からはちょっと遠いけれど、一度食してみる価値ありです。これからも新たな創作料理に挑戦していきたいとのこと。今度訪れるときはどんな料理が加わっているか楽しみです。
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